年金老後〜close friendship or spending money〜
年金というシステムってそもそも裏にどんな意図があったのか…。実はそ
れが親子のつながりを弱めている部分もあるのではないか?
子供を生んだら手当てを支給する。そんな少子化対策も少し考え直すべ
きではないか…。
自然な形の老後とは、顔も知らない他人に頼るのではなく、自分の子や
孫に助けてもらう事ではないか?
老後を考えるからこそ、子供を作って、育てて、老後に面倒を見てもらうこ
とを期待する、という形で良いのではないか?
年金というモノが出来上がったために、そんな当たり前の考え方が薄らい
でいるのではないか?老後を考えて、子供を作る。かつては子供を作る目
的はそれで良かった筈だ。
勝手気ままに独身で通して、老後生活に苦しくなったら生活保護に頼る。
面倒を見てくれる子孫を作らなかった自分を省みる事も無い人間を問題
視すべきだろう。子供を作らなかった人間と、子供を事故や病気で亡くし
た人間の区別は必要だ。
「最低限の人間らしい生活」を要求する声もあるだろうが、好き勝手を押
し通すことを許すのは別だ。
若いうちに自分で稼いで十分な貯蓄をして、老後は心配ないから子供も
いらない。そういう考えのヒトならそれで良いだろう。他人の生き方、将来
設計に意見するほうが可笑しい。
年金というシステム構築の意図がどんなものだったのか…。
役人の研修施設を作ったりするために集めた年金を流用したというよう
な話も出ている。
私的流用の罪も、ほとんどが時効で済まされる始末。
遊ぶ金欲しさに作ったシステムだったかのよう…。
無駄使いの挙句に足りないから財源求めて増税とは…。
現代とは情報の開示程度に明らかな差はあるだろうが、政治に無関心
だった有権者の罪も重い。
upload date '07.11.30