環境保護
個性教育
殺害要求

女性が男三人に拉致殺害された事件に関して、死刑を求める署名が15万
人集まったという…。15万人もの人間が名前と共に殺害要求するのもすご
い。共通の敵を見出した時、ヒトは最も団結する。

殺害を求める事には別に疑問は感じない。それだけの事をやったと思う。し
かし親近者なら別として、無関係な人間が署名までするのは、やや過剰で
はないか?

自分で犯人を殺そうっていう人間がたまに居てもいい気がする。具体例は
避けるが、現に「自分が親近者だったら…」と考えるような事件が時々報道
されている。

自分の手は汚したくはないけど、司法によって殺してほしい、ということか。

はっきりと他者の死を望む意思を本名と共に示せるなら、自ら直接手を汚し
たってあまり変わらないんじゃないか?犯罪行為をするのは嫌か?違法行為
をしたことのない人間などいない事は既に「法と善悪」の項で示している。
別に報復の合法化を求めている訳ではない。現状の法に定められた罰を
覚悟の上で、真に必要と感じたら行動すべきだというだけだ。

死刑制度に反対する団体なども存在している。有名な政治家などもその
団体に名をつらねているが、果たして本当に死刑制度に反対しているの
か?何らかの資金面での援助などをアテにして等の理由ではなく?

ふざけた弁明を晒して、死刑回避を狙う弁護士の姿が度々話題になるこ
とも手伝い、死刑制度の話題は豊富だ。

報復の連鎖に対する警戒がひとつの論点だろう。

親しい人間が、〔欲求を満たすこと〕を目的とした人間に殺された場合、司
法に手を委ねようと自ら手を下そうと犯人の死を望む人間が多いだろう。

逆に、〔欲求を満たすこと〕を目的として罪のない他人を殺した人間が自分
の「親しい者」であった時。その者の死までは望まないとしても、その者が
報復で殺されたとして、果たして更なる報復に発展するだろうか?

理由があるから殺す人間は、理由がなければ殺さないと思う。第一段階
の報復に正当性があれば、それ以上報復は続かないのではないか?その
ヒトの判断力や客観性による所が大きいが…。

本当に怖いのは、偶然選んだ何の恨みもない人間に損害を与える人間
だ。例え、命まで奪わないとしてもホームレス狩りやらオタク狩りやらオ
ヤジ狩りやらと称して正当な理由もなく他者へ損害を与える連中の方が
恐ろしい。

そして戦争やテロで、恨みもなければ顔も知らない人間の殺害要求が下
る現状。その発端にあるのが特定の権力階級の利権であるとしたら…。
その全ては自分を選ばれた特別な存在だと思い込む愚かな精神が導く。
「国益のため」そんな言葉を晒している議員がいるが、可笑しくないか?
国益など無視して広い視野で考えねばならないのではないか?
宗教の根付きすぎた民族に下手な理屈は通じない。日本人ほど客観的
な視点でモノを観る事に適した存在は無いのかもしれない。それを利用し
た中立的活動こそ真の国際貢献。現状のモノは国際貢献という皮を被っ
た権力者支援だろう。

人を殺す権利。
そんなモノを手に入れてしまう人が時々現れる。それは極めて不幸な事
だ。
絶対に手に入れたくはない。
人を殺す権利など手にいれずに生きてゆければ…それは極めて幸福な
事だ。

                                upload date '07.10.26

無償警告

教育抗争

閣嚇核革

法と善悪
電掲問題
選民姿勢
隠蔽権力

虐メ定義

殺害要求

価値基準
格差問題
女人尊重
習慣進化
年金老後
表現能力
循環過程
死亡機会
猥褻賭博
無宗教国
法規予測
同類意識
電脳遊戯
変態裂破
不規則選
価値転換
互換性質
戦律刷新
混枠基規
侵食干渉
破棄時期
恐慌協調
変改革命